水瓶座に月があると

本当に冷たいの

大抵の占い好きさんは、自分が何座生まれなのか、つまり自分の太陽が何座に入っているのか、はわかるでしょう。そして正直にいって、何座生まれはどうだからこうだから、といった情報はちょっと溢れすぎているような気もします。でも太陽だけで全ての性格がわかるわけではありません。太陽のパートナーでもある「月」がどこにあるかが、特に内面の性格などではとても重要なんです。自分の月が何座にあるか知らない人は、ネットで簡単に検索できますよ。ということで、水瓶座に月がある人がどんな心模様を描きやすいか、ちょっと解説してみますね。

確かに、月が水瓶座にある人たちは、太陽が水瓶座にある人と似ていて、あまりベタベタした人間関係を好みませんし、ときにはギョッとするくらい、ストレートな意見をぶつけてくることもあるでしょう。でもそれは、ワガママからではなく、本人の考え方がいつもハッキリしているため、気が合う人と合わない人の好みもハッキリ分かれてしまうから、ということが原因のように思えます。つまり、対人関係を心ではなく、頭脳でコントロールしているということです。これが、メインに心で対人関係を動かすタイプの人たちから見ると、冷たいとか、ドライだ、損得勘定で動くなどともいわれる原因でしょう。一人の人に執着することがないので、自然と交友範囲が広くなりますし、友達の友達がまた友達になるという状態で人脈が広がっていくことも多いようです。

とはいえ確かに、人の気持ちの細かなところを察することができない傾向は否定できません。その代わりおおざっぱな把握は非常に上手ですし、第三者に自分の考えを押し付けることはなく、個人の自由を大切にする人でもあります。

誤解の元は

この第三者の自由を守る、という傾向が、時と場合によっては「冷たい人だ」という誤解を生んでしまうのではないでしょうか。例えば、友達が不倫の真っ最中で、その愚痴を聞かされたとしたら。一般的には悲しいけれどそんな関係はあなたのためにならないよ、という忠告をすることが多いでしょう。でも水瓶座に月がある人は友人の判断の自由を奪いたくないので、それはあなたの気持ちに従えばいいよ、といった回答をすることがほとんど。そのせいで、真面目に聞いていないのか、とがっかりされたりするのでしょう。

でもそれは、水瓶座に月がある人にとって不利な判断だといえるでしょう。でもここからが誤解に輪をかけてしまう原因にもなるのですが、実は彼らは感情の起伏にやや乏しいところがあって、親身な相談をされてもあまり表情や感情表現が変わりません。しかも他者も自分と同じように感じていると単純に考えるところがあり、そこから冷たい、理解がないといった印象を抱かれることになってしまう、とされています。

ただこれはあくまでも、そのように定義されているだけであり、私が今までに出会った人たちは皆、心温かく同情心にも厚い人たちでした。その秘密はちょっと後で明かしたいと思います。

それ以外では

太陽が水瓶座にある人と似ているのは、毎日の生活に少しだけ人と変わったことを持ち込みたがるところでしょう。また公平であろうとする気持ちが強いのも同じです。そのため、身近な人にもそうでない人にも同じような態度で接することが多いようです。そのために恋人や家族を知らないうちに傷つけてしまっていることも。自分はちょっと特別な存在だと感じたいタイプにとっては、こうした扱いをされるだけで、ひどく落胆してしまうのでしょう。

それ以外で顕著なのは、四柱推命や占星術といった計算中心の占術に才能を発揮する能力の持ち主だ、ということでしょうか。直感などではなく、冷静に頭脳で第三者の性質を判断する能力が使えるからでしょうか。私がこれまでに出会った優しいタイプの人たちは、実は皆、なんらかの占いを嗜む人ばかりでした。なので、冷たいと非難されて困っている月・水瓶座さんは、こうした占いを楽しんでみることをお勧めします!

著者について

ヘイズ中村は子供の頃から神秘の世界に魅せられ、長じて占い師、魔術研究家になりました。とくにトート・タロットに惹かれて『決定版・トート・タロット入門』も執筆しました。隙間時間には下手の横好きなレース編みをしたり、異次元に想いを馳せられるSF映画など楽しんだりしています。

ヘイズ中村は下記のサイトでも活躍しています。ご意見や質問などお待ちしております!