ブログ記事

足元の文化も重要

魔術や西洋神秘学は裾野の広い分野です。その範囲は魔術書に記載されているようないわゆる「高等魔術」から、すでに慣習に紛れてしまってもうその根拠さえよくわからないような所作までを含みますし、その歴史だって古今東西を駆け回って集めたのか?!というほど、地域も年代も広くて。勢い、知識をただ必死で頭に詰め込むことになりがち。でもその知識をしっかりと咀嚼するには、もう一段階必要な作業があります。

エコテロへの魔術的雑感

地球規模の気候変動は最近、加速化しているのが誰の目にも明らかです。そのため、化石燃料を扱う企業や自動車産業へのデモ行動なども増えていますが、現状が素早く改善される気配はゼロ。また、代替エネルギーとされるものも、どれも環境への影響は一長一短でこれだ!という決め手が見つかりません。結果的に、当面はエネルギー消費そのものを減らそう、という方向に大きく流れが変わってきているように思えます。ただ、どこの消費を減らすのか、それを誰が決めるのか、という大問題が立ちはだかってくるのです。

スピリチュアルに多文化

日本へのインバウンド旅行客が増え、観光客でどこも満員になってしまって観光や食事が楽しめない、といった苦情がネットなどに散見されるこの頃。先日は京都の有名神社で外国人観光客の不適切な行動を止めないガイドの動画があげられました。さらにはその動画を撮った日本女性を逆に差別主義者と批判する人も現れる始末。同様な日本の神社への不敬行為なども近年増えてきて、外国人は日本に来るな、といった感情的かつ差別的な発言も増える一方に感じます。このような世論には政治的問題その他も多く絡まり、このブログだけで結論をつけることはとてもできません。今回は私自身の経験からの意見を述べたいと思います。

断捨離と魔女術

講座の後のお茶会や、気軽な仲間同士の会話でよく出てくる愚痴のナンバーワンは、家の中が片付かない、です。年代によっては「そろそろ終活を考えてものを減らさなきゃ」といった話題にシフトすることも少なくありません。確かに、整理整頓は狭い日本の住宅では永遠の課題でしょう。そこに引っ掛けたお片付けプラス開運法として一斉を風靡したのが断捨離ですし、今では普通の言葉としても根付いています。今回は魔女的な視点から、断捨離的行動について語っていきます。