射手座に月があると
人生の冒険家
色々な雑誌などに星座ごとの運勢が書かれますが、これは太陽がその星座にあるという意味でしかありません。これは太陽星座と呼ばれるもので、わかりやすいので星座占いによく使われます。とはいっても、みなさんもおそらくご存知の通り、太陽だけでその人の運勢や性格が決まるわけではありません。とくに、月の位置は太陽と同じくらいの影響がある割には、意外に取り上げられていません。そこで今回も、太陽ではなく月が射手座に入っているときの特徴を考えてみましょう。
天秤座の季節から始めたこの、月の星座シリーズ。そこそこ好評のようで嬉しいです。ただ、11月末に倒れてしばらく入院していたので、射手座と山羊座が抜けてしまっていました。今回はその穴を埋める「射手座に月があると」です。山羊座の月は、またチャンスがあったときに書きますね。そんなにお待たせしないでいいと思いますので、期待していてください。
太陽が射手座にある人の場合、ほぼ好奇心と勢いだけで行動しているようなフットワークの軽さと、慎重なタイプから見ると無鉄砲にさえ感じる大胆な生き方が特徴といえるでしょう。パターン化した考えではありますが、私自身、雑誌などで安定した会社をいきなり辞めてバックパッカーになったり、生まれ育った都会を離れてたった独りで離島に移住してみたり、といったエピソードを見るたびにうっすらと「射手座っぽいな」と思ってしまうのは否定できません。
では月が射手座にある人の場合も、同様に思い切りの良い探究者精神を発揮する人が多いのでしょうか。月の場合は、ダイレクトに行動に出る傾向よりは、対人関係に影響が強いようです。一般的に社交性が高いのですが、誰でも良いというわけではなく、何らかの能力などがあって自分を向上させられる人を選んでつきあおうとするケースが多く見受けられます。そのためか、自分にとって有用な知識や技量をかぎ分ける力が高い人が多いようです。人付き合いをしていくときは、本人が誰にでも正直に発言することから、相手も問題なくそれを受け止めてくれるはずだという大前提で行動してしまい、組織の中や目上の人からひんしゅくを買ってしまうことが少なくありません。でも本人がそこに気づくことは少ないのも特徴です。
体を動かす
頭でっかち的なイメージがある月の射手座ですが、リズム感のある人が多いのです。特に宗教的なダンスなど身体を動かすことで異次元との交流まで集中できる人が多いです。ただし残念ながら、本人は楽しさを追求してしまって精神面での変化に気がつきにくいようです。なお、こうした傾向があるため体を動かすときにトランスしやすく、知らず知らずに無理を重ねて、腰痛や座骨神経痛を患いやすいともいわれています。
さて、異性関係はどうでしょうか。月が射手座にある人は、太陽がある人と同様に常に何か新しいものを求めていく性質があります。その流れで常に新しい異性との交流も求めることが多いようですが、知り合ってしまえば新しさは失せてしまうので、またすぐ次へと行ってしまいます。とはいえ、相手の心をもて遊んでいるつもりは毛頭なく、ただ、興味の有無をはっきりと行動で示してしまうだけなのです。なお、恋愛対象だけではなく、一般的な友人に対しても同じように振る舞うことが多いため、気まぐれだと思われがち。
人生の探検者
悪気がないのに、行動は遊び人そのもの。そんなことになってしまう根本的な理由は、月が射手座にある人にとって、第三者との交流はいわば探検気分であり、いざ恋愛になればまったく違った、つまり本人の金星の位置にそった反応をするからでしょう。本人は相手が恋愛的な期待をしているなどとは夢にも思わない、というところにつきるのです。
新しい国に旅行してみる。乗ったことのない車を運転してみる。そうした際に感じる高揚感が、対人関係にも必要なタイプなのです。全般的に移り気に思えるでしょうが、本人としては自分の気持ちに正直なだけです。無責任に思えるかもしれませんが、その代わり本人は自分と同じように第三者を無条件に信じますし、裏切られてもさっと忘れて恨みを抱くことがない、というさっぱりした長所も持ち合わせています。
人生という旅路に地図を使わず、自分の直感だけを頼りに荒野を歩み、通りすがりのすべての人に微笑みを投げかけながらすれ違っていく。そんな自由な旅人なのでしょう。








