魚座に月があると

優しいのか弱いのか

アメリカ、イスラエル、イラン、ガザ、ウクライナ、ロシア、と並べてしまうだけで胃が痛くなってくるような毎日が続いています。土星と海王星がコンジャンクションしているから大きな歴史の転換機なのだ、ということで片付けるにはあまりに辛い毎日です。この件についてはまた少し考えが固まったらブログに書くとして、今回はごく一部で人気が高まっている月があると、のシリーズを書いていきます。

まず最初に述べる強い傾向としては、太陽が魚座にある人同様月が魚座にある人は神秘的な能力全般に優れていて、霊感や霊視といった能力に恵まれているケースが多いのは確かです。ただ太陽星座との大きな違いは、月が魚座にある場合、そのような精神的なパワーがさらに内側へと流れる傾向が強くなるため、一種の過剰なエネルギーになってしまうリスクが高い、ということです。そのために正統なトレーニングを積むようにしないと精神に変調を来たしてしまう、という危険もはらんでいるのは注意しておく必要があるでしょう。そのせいか、大抵の魚座に月がある人は自然と瞑想をしたり、リラクゼーション・ミュージックを愛好したり、といったセルフケアができている場合も多く、実際には病んでいる人が多いといったことはありません。

もちろん、強いインスピレーションに恵まれているわけですから、様々な芸術的才能に恵まれています。そして、いわゆる「芸術家気質」の持ち主であることも多く、一般的に普通の人よりは傷つきやすく敏感です。例えば、テレビなどで暗いニュースに触れるだけでも涙をこぼしてしまうレベルです。

ということで、とても共感力が高いのも当然でしょう。困っている人にはすぐに手を差し伸べようとします。また、見えない世界と交流する力を活かして占い師として人助けをする人も多いでしょう。

感情面では

博愛的な精神世界の傾向とは違い、感情面では甘えたり、甘えられたりする行為を愛情表現だと思い込んで成長していることが多いようです。そのため、時と場合によっては精神的に未熟だとか、子供のように振る舞って周囲の気を引こうとしているといった批判を呼び起こすこともあるでしょう。ただこの傾向は一定の年齢になり、大人としての対人関係を経験するにつれて薄れていくことがほとんど。でもその代わりに出てくるのが、芸能人やインフルエンサーといった有名人に熱狂的に夢中になり、ときには愛しているとさえ思い込んでしまって、自分の愛情や、活動するエネルギー、ただならぬ額の金品を貢いでしまう、という行動です。そしてこの傾向は、使う金額の多さに違いがあるだけ、月が魚座にある人ほとんどに見られるともされています。いわゆる推し活は、この星座から始まった言葉かもしれません。

それ以外では

敏感そうな運勢なのに、意外にも片寄った食生活や生活時間を無意識に選んでしまう傾向があるようです。だらしがないからというよりは、周囲にいる人にノーと言えないために自分の予定がずるずるとずれ込んでしまうから、といったことが原因になりやすいでしょう。そこからもわかるように対人関係では徹底した受け身タイプなので、誰かから愛を告白されると、すぐに受け入れてそのまま恋愛状態に入ってしまうことも少なくありません。しかも月以外の天体からの適切なサポートがないと嫌な関係を断ったり、終わってしまった関係から脱出したりするのも難しいでしょう。

こんなふうに、特徴を並べていくと自己主張をできないダメダメな人に見えるかもしれませんが、そうした欠点を補って余りあるのが、最初にお話しした霊感能力。つまり、本能的に危険なものに近寄らないという防御機能も働いているから、案外、一般的な生活もできているはず。ということで、もっともっと自分の心の声に従ってみるのが、魚座に月がある人にとっての世渡り手段にもなるはずです。

著者について

ヘイズ中村は子供の頃から神秘の世界に魅せられ、長じて占い師、魔術研究家になりました。とくにトート・タロットに惹かれて『決定版・トート・タロット入門』も執筆しました。隙間時間には下手の横好きなレース編みをしたり、異次元に想いを馳せられるSF映画など楽しんだりしています。

ヘイズ中村は下記のサイトでも活躍しています。ご意見や質問などお待ちしております!