獅子座に月があると

記事の副題

私自身がもう長く占星術と親しんでいるからだとは思いますが、夏の太陽のじりじりとした暑さを感じるたびに獅子座を連想して、そこから獅子の雄叫びのようだ、と思ってしまいます。そんなことを考えていたら、なんと本物の獅子、動物園のライオンたちが最近の日本の猛暑にやられて亡くなってしまった、という悲しいニュースを目にしました。やっぱり生まれた土地とは違う湿度の高い暑さは過酷すぎるのでしょう。動物も避暑させるべきですよね。

太陽を支配星とする獅子座に、それとは真逆の性質を持つ月が入ったらどうなるのか、はかなり興味深いものです。獅子座の太陽は基本的に俗世間、一般社会での活躍が目立つ配置ですが、ここに月が入ると神秘的な現象へのあこがれが強くなります。その反面、なんだかよく分からないもので怖いという気持ちも強くなって、月の繊細な力を半ば無理やり現実面に向けてしまう傾向がみられます。たいていの場合は、プライベートだけで感受性が強くなる、あるいは繊細になる、といった態度になるようです。

それとは違って、誰にでも起きてくる精神活動である「恋愛」には積極的です。とくにロマンティックな状況にいることが好きで、興味を持った相手に積極的にアプローチしていきます。でもどきどきはその段階止まり。本当に相手が振り向いてくるとその時点でロマンスは色あせてしまうので、熱意も下がってしまいます。つまり、本人は恋愛が好きと思い込んでいるのですが、実際は恋愛している自分が好きなのでしょう。

プライドは高い

太陽が入っているときの特性同様に、やはりプライドは高い人が多いでしょう。常に向上しようと頑張り続けていますが、本人はそれに気づいていない傾向が強く、逆に周りが怠け者に思えてしまうことも。同じ理由から、自分と他者を常に比べ続けていて、優越感と劣等感の間をいったりきたりしている人も少なくありません。

孤高の存在である獅子座にふさわしく、集団になじんだ行動を取ることができない、という人もけっこうおられるようです。ここで肝心なのは一人ぼっちで寂しいというのではなく、そんな行動自体を取るつもりもない、というところでしょうか。でも、常に人にどう見られているか、どれだけ好かれているかを無意識に計ってしまうという相反した傾向もあるようです。

注目を浴びたい

そして獅子座らしさが強調されるのは、周りの人を楽しませるエンターティメント力に優れているところ!また、退屈な日常生活の中にロマンティックな要素を見つける能力も高いですし、どんなに辛い状況におかれていても、自分の人生に意味や使命を見つけることもできる人です。そして、自意識の高さからいつまでも若々しい魅力を保つ人も多いでしょう。

しかし、そんな意識の高さがストレスの高さにもつながり、心臓病や脳卒中などを患いやすいともされてきたことを忘れてはいけないでしょう。適宜、肩の力を抜きながら楽に生きていける毎日を過ごすのが理想的です。

著者について

ヘイズ中村は子供の頃から神秘の世界に魅せられ、長じて占い師、魔術研究家になりました。とくにトート・タロットに惹かれて『決定版・トート・タロット入門』も執筆しました。隙間時間には下手の横好きなレース編みをしたり、異次元に想いを馳せられるSF映画など楽しんだりしています。

ヘイズ中村は下記のサイトでも活躍しています。ご意見や質問などお待ちしております!