「学習」にふれるブログ

哲学と文学での推薦図書

肩の力を抜きましょう

前回のブログでは、魔術の基礎知識として押さえておきたい宗教関連の読書をざざっと挙げてみました。今、読み返してみると駆け足なのは当然ながら、ちょっとばかり固い書物が並び過ぎかな、とも反省しているところです。今回はもう少し、読書としても楽しめそうなもの、具体的なテクニックなどが説明されているものなどを挙げていこうかなと考えています。

まずは神話の学習を

精神世界の始まりも神話から

前回のブログでは、魔術や占術を学習するには、そのための専門書を読んでいるだけでは知識が不足する、とお話ししました。今回はその続きです。できるだけ偏らず、そしてあまり回り道をしないでも必要な基礎知識を吸収できそうな本を紹介してみました。今回は主に神話を扱っているものを紹介していきます。一度読み始めれば、意外に楽しめるはずです。

魔術の基礎を作ろう

基礎がなければ家は建たない

最近、日本語に翻訳された西洋魔術書や錬金術書、西洋占星術の書籍などがかなり市場に出るようになりました。おかげで、今までは英語が苦手で、となかなか学ぶことができなかった人たちも、気軽に本格的な書籍で学ぶことが可能になってきました。喜ばしい限りではあるのですが、思いもよらなかった副作用的な面が気になるのも確か。今回は、連載形式でその辺りをしっかりお話したいと思います。

コートカードの重要性

垢抜けた占いを目指そう

タロットカードの中には、コートカードと呼ばれる人物を中心に描いたカードがあります。このコートカードは現代の解説書ではかなりバラバラの意味が当てられていることが多く、カードの存在意義そのものがわからない、と悩む人も少なくありません。実際にはコートカードの一番の使い道は質問者を示すとても重要な「象徴カード」、今風にいえば「シグニフィケーター」なのですが、それを使いこなせていない人が多い、という現状があります。