「風説」にふれるブログ

コートカードの重要性

垢抜けた占いを目指そう

タロットカードの中には、コートカードと呼ばれる人物を中心に描いたカードがあります。このコートカードは現代の解説書ではかなりバラバラの意味が当てられていることが多く、カードの存在意義そのものがわからない、と悩む人も少なくありません。実際にはコートカードの一番の使い道は質問者を示すとても重要な「象徴カード」、今風にいえば「シグニフィケーター」なのですが、それを使いこなせていない人が多い、という現状があります。

土地と慣習と呪術

時代遅れな感覚に縛られていませんか?

長く続いた COVID-19 の規制が徐々に溶け始め、街にはまた外国からの旅行客が溢れるようになりました。東京の浅草寺では見様見真似でお線香の煙を浴びて参拝する異国の方々も見受けられます。みなさん、それによって何らかのご利益を願っておられるのか、はたまた単なる興味本位なのか。こうした風景を微笑ましいと感じたり、あるいは人によっては違和感を感じたりもされるようですね。なぜ、日本人がやっていればごく自然な行為を、他の国の方々がなさるとそんなふうに感じるのか。そこを突き詰めていくと文化や民族ごとに使える呪術が限定されるのではないか、という問題が浮かんできます。

トートとの出会い

秀麗なカードですが、使いこなすのは大変!

「史上最高、世界一のタロット・カード」と評されることが多いトート・タロット。また作成者のアレイスター・クロウリーが不世出の大魔術師だということもあり、通常のタロットにはない不思議な効果や力があると囁かれることも少なくありません。果たしてそうした逸話は本当なのでしょうか。そんな疑問を、長年、トート・タロットと共に過ごしてきた私、ヘイズ中村の思い出も絡めてお話しします。

魔女になりたいという人へ

最近のウェブでの流行を踏まえて

最近、ウェブ上などで魔女を名乗る人や、堂々と魔女になりたい!と発言される方が増えてきましたね。とはいえ、数が多くなればなるほど、誤解に基づく発言も目につくようにはなってきました。別に個人の発言を云々する気はありませんが、これから魔女を目指そう、という人に間違った認識を与えないように、ちょっと気になっている誤解についてお話ししたいと思いました。そこで、これまで Facebook や Twitter でぽちぽちと発言したことをまとめておきますね。